「書くこと」は、「聞くこと」から始まる。

文章で生きるゼミ

株式会社シゴトヒト(日本仕事百貨)主催の「文章で生きるゼミ」に参加しています。
最終発表も含めて全5回の講座。講師は代表のナカムラケンタ氏。「書くこと」の練習も含めて、ゼミで学んだことをレポートしていきます。

1、「話し手」と「聞き手」両方を経験してみる。

まず、あるテーマで一対一の10分間インタビューを行い、その様子を録音しました。録音するのは、自分が「聞き手」となっているときのもの。話している相手だけでなく、聞いている自分の音声もすべて録音します。初回はインタビューのみを行い、次回以降は「テープ起こし」→「編集して文章化」と段階を踏んでいきます。
ナカムラさんは、インタビューの際にメモをとるのではなく、録音にまかせることを推奨。その理由は、“メモをとっていると紙と文字を見る時間が多くなり、インタビュー中の「体験」が疎かになってしまうから。最後文章を書くとき、現場で感じたニュアンスを形にすることが大切。”とのこと。なるほどな、と思いました。

2、「話し手」の不安は仕方ないこと?

インタビューのテーマは、「好きな食べ物」について。
私はまず「話し手」からスタートしたのですが、「ネタになるような面白い話をしなくては。」というプレッシャーがありました。ですが、頑張って話せば話そうとするほど、「あれ?私の話、伝わってる?」「もしかして相手が聞きたいのはこういう話じゃないのかも…。」と不安が大きくなっていきかした。
「話し手」はあまり考えすぎず、ある程度「聞き手」に委ねてもいいかもしれません。そして委ねるためには「聞き手」の振る舞いが重要になってきます。

3、「無言」の恐怖に打ち勝つ。

ナカムラさんは、“「聞き手」は無言が怖くて自分の話をしてしまう。無言になったとき、相手は考えているかもしれない。そのとき自分の言葉を加えると、考えが中断されてしまう。「聞き手」は待つことを頑張ってみよう。”と教えてくれました。本当にその通りでした。
私が自分が「聞き手」になったとき、純粋な質問に加えて、自分の経験や一般論から導き出されるような話をしてしまっていました。それはやはり、「聞き手」として“質問中に会話を止めてはいけない”、と思っていたからだと思います。
ですが、その考えに捕われて質問に加えて余計なことを話してしまったばっかりに、「話し手」の根っこの部分を掴むことが出来ませんでした。「聞き手」ではなく、自分は最終的に「話し手」になっていたんです。
ああ、「聞き手」って本当に難しい!奥が深い…!

4、根っこを知り、根っこを届ける。

「聞き手」としての質問の仕方はダメダメでしたが、一つだけ良かったことがあります。
それは、メモをとらずに録音まかせにしたことで、相手の表情や仕草がありありと思い出せることです。
質問のみで確信に迫ることは出来なかったかもしれませんが、文章にするためには言葉だけではありません。インタビュー中に感じたさまざまなことを思い出し、それを文章で再現したいです。それは相手の根っこを知り、「読み手(読者)」に届けるための第一歩。
次のステップはテープ起こし。頑張ります…!

amiko
編集者、デザイナー、宣伝のお仕事などを経験。現在は「デザインライター」として活動中。プログラマーとしてもお仕事をしています。好きなことは、読書、音楽(主にジャズ)、旅行。

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