いつか、夜が明けた日に

BACKBEAT

舞台の上に役者が一人。何かを振り払うかのように、何かに取り憑かれたかのように、暗闇の中で踊っている。いや、違う、大きなキャンバスだ。一人キャンバスに対峙して、全身全霊で描いているのだ。
苦しそうだが、狂ってはいない。きっと彼には信念がある。愛情もある。スチュアート・サトクリフ。紛れもないアーティストだ。
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旅するジャズ・レコード

DUKE JORDAN

レコードショップでレコードを探しているとき、ただのショッピングではなく、旅をしているような気持ちになることがある。
手にした一枚の中古レコードに詰まっているのは、きっと音楽だけじゃない。
曲が誕生したとき、録音されたとき、リリースされたとき、顔も名前も知らない誰かが最初に針を落としたとき…微かな記憶の音色を感じながら、旅をするのだろう。
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