岡本太郎の言葉「芸術は呪術である」
先月、東京都美術館で開催された「岡本太郎展」に行ってきました。私にとって岡本太郎は、アート作品よりも彼の言葉(著作)の方に親しみがあったのですが、今回芸術家としての作品を解説と共にじっくりと鑑賞する機会を得ることができ、...
先月、東京都美術館で開催された「岡本太郎展」に行ってきました。私にとって岡本太郎は、アート作品よりも彼の言葉(著作)の方に親しみがあったのですが、今回芸術家としての作品を解説と共にじっくりと鑑賞する機会を得ることができ、...
「上手な模倣より下手でもいいから独創を」デザイナーの上野リチ・リックス(1893-1967)が日本の美術大学で教鞭をとっていた時に、学生たちに繰り返し語っていたという言葉です。上野リチの作品から「独創性の源」について考え...
三菱一号館美術館で開催中の『イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜ーーモネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン』を鑑賞してきました。イスラエル博物館から厳選された、印象派、ポスト印象派、ナビ派の作品69点(内59点が初来日)が...
暗闇の中に、虹が現れた。 虹を見るのはいつも、太陽に照らされた雨上がりの明るい空だった。 そうだ。暗い場所にだって、虹は出来るのだ。 そこに光があれば、新しい光を生み出すことが出来るのだ。
舞台の上に役者が一人。何かを振り払うかのように、何かに取り憑かれたかのように、暗闇の中で踊っている。いや、違う、大きなキャンバスだ。一人キャンバスに対峙して、全身全霊で描いているのだ。 苦しそうだが、狂ってはいない。きっ...
今回のデンマーク旅行では、行きたいと思っていた美術館が二つありました。一つは、コペンハーゲンの「ルイジアナ近代美術館」。そしてもう一つが、オーフスの「ARoS Aarhus Kunstmuseum(アロス・オーフス美術館...
そこには無数の目があった。 動かない目。そして、その目を見つめながら瞬きを繰り返す目。 そのどれもが物を言わない。でも、すべてが呼吸をしているように感じた。