音の中で何かを探してる

Radio and Music

2019年8月30日、星野源さんの全楽曲のストリーミング配信が開始されました!
源さんのファンとしては、すでに楽曲はiPhoneに入ってるからそんなに関係ない?と思っていたのですが、Apple Musicに、なんと源さんの「Beats1」があったのです!
今回はその喜びについて語りたいと思います。

1. 音楽に出会うラジオ「Beats1」の魅力

まず初めに、「Beats1」とはなんぞやという話なのですが、Apple社が運営する音楽ラジオステーションです。iPhoneユーザーでしたらミュージックアプリがデフォルトで入っていると思うのですが、そちらから聴くことが出来ます。無料でも聴くことが出来るようですが、気に入った楽曲をその場でダウンロードしていつでも聴けるようにするなどの機能を使いたい場合は、「Apple Music」の有料のメンバーシップに入ることが必要です。

「Beats1」の特徴と魅力は、主に下記の2つが挙げられます。

①音楽に特化しているので無駄がない

これはラジオを聴くシチュエーションによって変わってくると思うのですが、BGMとして流したい場合、「Beats1」はとてもおすすめです。自分のお気に入りのプレイリストがあればそれで良いのかもしれませんが、ずっと同じだと飽きてしまうことはありませんか?
その点「Beats1」は、ミュージシャンやDJなど音楽に精通したパーソナリティーが、各々おすすめの曲や最新の曲などを選曲して流してくれるので、新しい音楽に出会うことが出来ます。

②24時間365日世界中どこでも聴ける

本当に、聴こうと思えば一日中聴けます。私はヘビーリスナーという訳ではありませんが、音楽を聴きたいけど自分で探すのがめんどくさい!という時は、迷わず「Beats1」を流しています。一般的なラジオのように途中で広告が入ることもないですし、Apple Musicには5000万曲があるようなので、恐らく飽きることはないでしょう。

2. 「POP VIRUS」と「Beats1」の親和性

前置きはこの位にして、星野源さんの「Beats1」のお話です。源さんの番組は生配信のレギュラー番組という訳ではなく、「Beats 1 Specials」という限定のものだったようです。(反響が大きければレギュラー化もあるとかないとか)そして、番組を持つのは日本人で源さんが初めてとのこと!すごいです。
POP VIRUS RADIOまず、タイトルが「POP VIRUS RADIO」 ですよ。源さんのアルバム『POP VIRUS』から名付けられていますね。私は「POP VIRUS」そのもののコンセプトと、前述した「Beats1」のオリジナリティの親和性がすごく高いと思っています!

以前源さんは、恐らくオールナイトニッポンだったと思うのですが、「POP VIRUS」というタイトルの発案について、“「恋」という曲がヒットした時、まるでウィルスのように音楽が拡散していく不思議な感覚があった”(ニュアンス)と述べられています。「POP」というのは源さんが作り出す「J-POP」(これを源さんはYellow Musicと呼ぶこともある)、そして「VIRUS」は感染。このコンセプトは、世界中に音楽を放ってムーヴメントを起こしているAppleの「Beats1」と、本当によく合っていると思いました。

そして、星野源さんの「POP VIRUS」という曲は、“音の中で君を探してる”という歌詞から始まるのですが、「Beats1」を聴くという行為は、まさに“音の中で何かを探してる”ということだと思うのです。「POP VIRUS RADIO」を聴いて、一曲目にこの歌詞が流れた時は、『Yellow Musicが全世界に解き放たれた!』と、鳥肌が立つほど感動しました。

3. 「POP VIRUS RADIO」で見つけたお気に入り

そんなこんなで「POP VIRUS RADIO」を最後までじっくり聴いたのですが、自分の好きな音楽を作る人が好きな音楽は、やはり間違いないと思いました。お気に入りの曲がいくつか発見出来たのですが、中でも一番のお気に入りは、Louis Cole(ルイス・コール)のアルバム『Time』に収録されている「After The Load Is Blown」です。高音のヴォーカルとメロディがすごく好みです。
LOUIS COLE他にもたくさんの素敵な音楽に出会うことが出来たので、下記にセットリストをまとめました。全17曲!もちろん全てApple Musicで聴ける楽曲です。ラジオゆえ早送りや巻き戻しが出来ないので、自分用のメモ書きも兼ねております。

  1. “POP VIRUS” 星野源
  2. “DOOPEE TIME” DOOPEES
  3. “Scared Money” NxWorries(ノーウォーリーズ)
  4. “Welcome to the Show” J Dilla
  5. “I Found My Smile Again” D’Angelo(ディアンジェロ)
  6. “肌” 星野源
  7. “Shake a Tail Feather” The Five Du-Tones
  8. “恋” 星野源
  9. “マッド・ピエロ(2018 Bob Ludwig Remastering)” Yellow Magic Orchestra
  10. “After The Load Is Blown” Louis Cole
  11. “No Mistakes” Kanye West(カニエ・ウェスト)
  12. “Road Trip” Kirk Franklin
  13. “Tap Dance(feat. Chance The Rapper and The Social Experiment)” Octave Minds
  14. “Morning” Francis And The Lights
  15. “Nothing” 星野源
  16. “Single Again” Big Sean(ビッグ・ショーン)
  17. “アイデア” 星野源

「POP VIRUS RADIO」またやって欲しいなぁ。ということで、Appleさんに投書します!でも、メールアドレスが分かりません!(外資系企業あるある)六本木ヒルズの方にハガキを送っても良いのでしょうか?
そして、これからも音の中で何かを探しながら、人生を豊かに彩っていけたら良いなと思います。


星野源オフィシャルサイト
星野源ストリーミング配信

※本記事のアイキャッチ画像は、「Unsplash」を使用しています。

amiko
編集者、デザイナー、宣伝のお仕事などを経験。現在は「デザインライター」として活動中。プログラマーとしてもお仕事をしています。好きなことは、読書、音楽(主にジャズ)、旅行。

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