「第15回良い食品博覧会2017」で購入した、「くぼさんのとうふ」の食レポです。
◆前回の記事はこちらをご覧ください→「良い食品」と出会った話
豆腐をつくるときに発生してしまう大量の泡。「消泡剤」と呼ばれるシリコーン樹脂やグリセリン脂肪酸エステルを入れることで、それを抑えることができるそうです。
効率を考えると消泡剤を使った方がいいのですが、「くぼさんのとうふ」では、「米糠」で泡を抑えながら大豆を炊き上げるという、てまひまかかる伝統製法を採用しています。
私が購入したのは「ちいさいきぬ」(税込270円)と「きぬごしごま」(税込324円)。
「きぬはそのまま冷奴で、ごまは温奴にしてわさび醤油をかけてたべるのがおすすめだよ」とのこと。お店の方おすすめの食べ方でいただきました。
どちらも、ふんわりなめらか。しっかりとした大豆の味が、口一杯に広がります。ごまは、冷たいままよりも温めた方が、ごまの風味をより感じることができました。
国産大豆100%、天然のにがりを使用。昔ながらの製法「包丁寄せ」で職人が手づくり。
「くぼさんのとうふ」のこだわりは、消泡剤などの化学合成添加物を使用していないこと以外にも、こんなにたくさん。
原材料にも、つくり方にも、誠実に。心を込めて。
『正直な仕事は、人を幸せにするものだ』
そう感じました。