紙もので「デジタルデトックス」

紙ものあつめ

iPhone(スマートフォン)にインターネット、今や生活に欠かせない存在です。
ですが、接する時間が濃くなればなるほど、ちょっと距離を置きたいなぁと感じるときがあります。そんなとき手にするのは、やはり「紙もの」。
紙ものに触れることは、一番手軽にできる「デジタルデトックス」だと思います。

1、紙に「未来のこと」と「今日のこと」を書く

毎年11月の楽しみが、新しいスケジュール帳を買うことです。どんなにGoogleカレンダーが便利でも、これだけは譲れません…!「紙に書く」ことによって、予定だけでなく心が整理される感じがするんです。
そして、今年はずっと気になっていた、石井ゆかりさんの『星ダイアリー2018』を初めて買ってみました。
星ダイアリー一般的な手帳のように、月間・週間・年間カレンダーはもちろんあるのですが、それ以外に2018年全体の星模様や、月ごとの星の動きが記されたページが充実しています。また、それらを語る石井ゆかりさんの言葉は、優しく愛に溢れていて、読んでいるだけで穏やかな気持ちになれます。
自分のスケジュールを書き込むだけでなく、「宇宙の行動予定」にまで思いを馳せることができるなんて、とってもステキだと思いませんか?

ワクワクするような未来の出来事を書き込みながら、今日起きたことと星の動きを重ね合わせてみる。想像しただけで、とっても楽しい。

2、紙に「アイディア」を綴る

まだ使っていないのですが、先日行った『オットー・ネーベル展』で手に入れたクロッキー帳。表紙には『イタリアのカラーアトラス(色彩地図帳)』がデザインされています。marumanのクロッキー帳は、鉛筆でもペンでもサラサラと書き易い紙が好みで、学生時代から使い続けています。

罫線がないので絵でも文字でも、そして、仕事でもプライベートでもシーンを選ばず、アイディアを書き留めるのにぴったり。紙に向かっている間は、iPhoneの電源を落としてみると、きっと集中できるはず。

3、紙で「自己紹介」をする

自分を表現するツールはさまざまですが、最近はSNSが主流でしょうか。私の場合は、ブログが一番の「自己紹介の場」です。ですが、アナログなコミュニケーションも大切にしていきたいですよね。
最近、名刺をつくりました。『レトロ印刷』で注文したのですが、味のある印刷も、ナチュラルで温かみのある紙(ベルーガ)も、とても気に入っています。
LINEのID交換にfacebookの友だち申請。お手軽で便利な方法がある中で、今どき名刺交換なんて流行らないでしょうが、以前人からオリジナルの手作り名刺をいただいたときにとっても嬉しかったので、『私もやりたい!』と思ってつくりました。
人に渡すときはドキドキするのであまり渡せない自分ですが、でも、ドキドキと同時にワクワクでもあるんです。

名刺を邪魔だなと思う人もいるかもしれないけれど、SNSにはない「安心感」やオンリーワンの「個性」を感じてもらえるのではないか、と。「形あるもの」から受けとる印象は、やはり大きい…!

この投稿を書いていて、改めて「紙もの」が好きだと感じました。もっともっとその魅力に迫っていきたいです。
そして、「デジタルデトックス」に興味がある方は、ぜひ日々の暮らしに、積極的に紙ものを取り入れることをおすすめします。

amiko
編集者、デザイナー、宣伝のお仕事などを経験。現在は「デザインライター」として活動中。プログラマーとしてもお仕事をしています。好きなことは、読書、音楽(主にジャズ)、旅行。

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