「デンマーク旅行準備編」の第二回、今回は旅のメインイベントである「ジャズフェスティバル」についてお届けします。滞在中、コペンハーゲンとオーフス、二カ所のジャズフェスティバルを巡る予定なので、下調べのまとめ記事です。
コペンハーゲン・ジャズ・フェスティバル(Copenhagen Jazz Festival)とは?
「コペンハーゲン・ジャズ・フェスティバル」は、1979年以来毎年夏に開催されている、ヨーロッパでも最も重要な、国際的な音楽フェスティバルの一つです。期間は10日間で、2018年は7月6日(金)から15日(日)まで行われます。期間中は、街の通りや野外会場、クラブ、カフェ、そしてコンサートホールなどでライブジャズを楽しむことができます。なんと、毎年約25万人のゲストが訪れるそうです。
コペンハーゲンは、1950年代後半から70年代にかけて、ヨーロッパのジャズの都の一つとして発展しました。有名ジャズクラブ「モンマルトル(Jazzhus Montmartre)」では、デクスター・ゴードン(Dexter Gordon)、スタン・ゲッツ(Stan Getz)、ベン・ウェブスター(Ben Webster)、ケニー・ドリュー(Kenny Drew)らが活躍し、その時代のジャズシーンを彩ってきました。また、ライブ音源も多数円盤化されています。
「なんでデンマークでジャズ?」と聞かれることもありますし、自分自身まだライブジャズを体験したことがないので、語ることはできません。なので、ジャズフェスティバルに参加することで、その魅力を肌で感じたいと思っています。
「コペンハーゲン・ジャズ・フェスティバル2018」では、100を超える会場でライブ演奏が行われます。どこに行くかは現地に行ってから決める予定なのですが、スムーズにアクセスできるように、会場マップをまとめてみました。
「コペンハーゲン・ジャズ・フェスティバル2018」会場マップ
想像以上にたくさんの会場があり、びっくりしました。全部回るのは不可能ですが、なるべくたくさん訪れて、自分のお気に入りを見つけたいです。
また、会場だけでなく、WEBサイトに紹介されていた、ジャズリスナーにおすすめのレコードショップもマークしておきました。時間があったら寄ってみたいです。
※「よくある質問」はこちらの記事にまとめられています。「Frequently asked questions about Copenhagen Jazz Festival」
オーフス・ジャズ・フェスティバル(Aarhus Jazz Festival)とは?
「オーフス・ジャズ・フェスティバル」もコペンハーゲンより規模は小さいですが、国際的に有名なジャズフェスティバルの一つです。私が「オーフス・ジャズ・フェスティバル」を知ったのは、「デンマーク・デザイン展」で見た一枚のポスターがきっかけでした。
2015年の「オーフス・ジャズ・フェスティバル」のポスター。大きく切り取られたジャズピアニスト、セロニアス・モンク(Thelonious Monk)の印象的なタッチの横顔にとても惹かれ、しばらく立ち止まり見入ってしまいました。『いつかオーフスにも行ってみたいな』と、半年前くらいに思い描いていた夢が、もうすぐ叶いそうです。
「オーフス・ジャズ・フェスティバル2018」は、7月13日(金)から21日(土)まで9日間開催されます。プログラムはこちら「Program 2018 Aarhus Jazz Festival」。会場マップもまとめてみました。
「オーフス・ジャズ・フェスティバル2018」会場マップ
会場も公演数もコペンハーゲンより少ないので、ゆっくり楽しむことができそうです。ただ、今回は2泊3日の滞在なので、あまりゆっくりもしていられないのですが。一人旅って自由に動き回れる分、欲張ってしまいがちですよね。行きたいところがたくさんありすぎて、詰め込みすぎているような感じもしますが、無理のないようにマイペースにいきたいです。
ただ、ブログの更新はなるべく毎日頑張るぞ…!日々の出来事を忘れないように、忘れないうちに。楽しかったこと、驚いたこと、感動したこと、デンマークで出会った色々な出来事を共有したいなと思っています。