演劇とデザインのこと

演劇とデザイン

今年もお世話になっているsalty rockさんの公演チラシを作成させていただきました。
コロナ禍によって、演劇業界は様々な苦労があると思いますが、「作品を作り上げる喜び」や「観劇する喜び」は、決して失われることはない、というお話です。


今回作成したチラシはこちら。「水に棲むぼくたち・わたしたちのウタ」というタイトルで、【わたしside】「水棲のアリア s.v.」と【ぼくside】「泡沫のウタ、或いは龍魚の見る静謐な世界の夢の終わり」の二作品を上演するそうです。「水棲のアリア s.v.」は2016年に上演した作品の再演です。
salty rock 20th stage「水に棲むぼくたち・わたしたちのウタ」
salty rock 20th stage「水に棲むぼくたち・わたしたちのウタ」
イラストの魚はアロワナをイメージしています。また、その餌となる金魚もいます。劇中に登場するのでしょうか。アロワナが水中から夜空を見上げて、外の世界の光に向かって、泳ぐ姿を表現しました。

salty rockさんの公演は、王道の「ザ・演劇」というよりは、詩的な表現と世界観が特徴だと思っています。「泡沫のウタ、或いは龍魚の見る静謐な世界の夢の終わり」は、犬井ねここさんの新作、「水棲のアリア s.v.」は演出が獣の仕業の立夏さんです。今回はどんな物語、そしてどんな演出になるのでしょうか。楽しみです。

コロナ禍ということもあり、感染症対策を行ったり、配信観劇チケットを販売したりするなど、様々な工夫をされて公演を行われるそうです。ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。劇団、劇場、観客、演劇業界に生きるすべての人たちが、これからも当たり前の喜びを、たくさん実感できる世の中でありますように。

salty rock 20th stage
水に棲むぼくたち・わたしたちのウタ
期間:2021年3月9日(火)〜3月14日(日)
劇場:Performing Gallery & Cafe 絵空箱
公演詳細はこちら:http://saltyrock.chu.jp
ご予約はこちら:https://rokkotsumikan.com/reserve/form?id=bokuwata
amiko
編集者、デザイナー、宣伝のお仕事などを経験。現在は「デザインライター」として活動中。プログラマーとしてもお仕事をしています。好きなことは、読書、音楽(主にジャズ)、旅行。

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